最適化された(x)html

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(x)html+cssで作られたサイトはseo効果が高いといわれています。

ただ実際はxhtml1.1で書かれていようがhtml4.01書かれていようがseo効果はさほど変わりません。

文書構造をxhtmlは正しくマークアップしなくてはいけませんが、htmlは正しくマークアップしなくても良いのが原因です。

つまりseo効果に重要な影響を与えるのはxhtml、htmlどちらでマークアップされているかではなく、正しくマークアップされているかいないかになります。

html(HyperText Markup Language)はもともとSGML(Standard Generalized Mark-up Language:文書の論理構造、意味構造を記述する言語)の部分集合として主に論文等に使用されることを目的として策定されています。
ただ、インターネットの発展により『webサイトのマークアップ用の言語』として本来の目的とは異なる形で発展してきました。

一昔までwebサイト作成の際に使用されていたテーブルレイアウトなどは文書構造記述用の言語でデザイン(視覚表現)を行わなくてはいけなかった為に生じた現象でした。

そこで登場したcss(Cascading Style Sheets)になります。

htmlで本来の目的の文書構造を行い、デザインについてはcssで行うというのが最近の主流になりつつあります。

話がすこしそれてしまいましたが、htmlもしくはxhtmlで正しくマークアップされている、つまり論理構造、意味構造が正しくマークアップされている場合、検索エンジンはその論理構造を元にwebサイトを評価し検索結果に反映します。

正しいxhtmlに関しては本エントリーの趣旨とはずれる為、これ以上詳しく説明はしないのでWeb標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト(著:益子 貴寛)などを参考にしてください。

新規サイト構築の際は最適化された(x)htmlで作るのがSEO効果が高いのですが、既存のサイトにSEOを施す際には少し状況が変わってきます。
すべてを最適化された(x)htmlで制作し直せる状況なら良いのですが、そのようなケースのはめったにないと思います。

その場合、個々の文章構造に対してそれぞれに最適化した要素(タグのことです)を配置することにより検索エンジンに評価されやすいサイトにリニューアルする必要があります。

以下がSEOを行う上で重要な要素になりますので覚えておいてください。
(本サイトでは説明文中にタグが出てくる際に○○要素という形で『要素』という言葉をつけております。この『要素』という言葉がついているものはタグだと思ってください)

特に重要な要素

  1. title要素
  2. meta要素
  3. h1~h6要素
  4. storng,em要素
  5. ul,ol,li要素
  6. dl,dt要素
  7. a要素
  8. img要素
  9. object要素

意識したほうがよい要素

  1. legend要素
  2. address要素
  3. del要素
  4. q,blockquote要素

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